症例・トピックス
Case&Topics
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フェリシティ歯科クリニック 歯科衛生士の朝香です。
先日、(社)日本美容歯科医療協会(JACD)で主催されている、歯科麻酔施術の歯科衛生士認定を取得しました。
今回は、同僚の歯科衛生士と院長と3人で参加しました。
このセミナーは、ハンズオン形式で行われ、歯科衛生士が歯科麻酔や点滴療法の実践的なスキルを学ぶことができました。
法律上は歯科衛生士でも局所麻酔を行えます。
歯科衛生士法や厚生労働省によると、歯科衛生士が歯科診療の補助としての麻酔を打つことは認められているのです。
昭和61年の日本歯科医師会による「歯科衛生士の業務範囲についての調査報告書」では、歯石除去術で行う鎮痛目的の浸潤麻酔は歯科衛生士の能力に応じて指示してもよい業務だと明記されています。
ただし、施術する歯科衛生士の習熟度や麻酔に対する十分な知識が求められます。
法令を学び、その後歯科麻酔の基礎知識、解剖学などを学びました。学校では学んでいるのですが、再認識することができました。
局所麻酔の実習では、模型を使い教えていただき、その後相互実習でお互いに練習をしました。普段は先生が打っているのをアシストしているのですが、実際に打つと緊張感がありました。また、自分自身が患者さんの立場になるとわかることもあるので、体験してよかったと思います。
歯肉注射の手技や局所麻酔薬の応用にともなう知識の充実、救急蘇生法、アナフィラキシーショックなど、万一の際の対応も学ぶことができました。
採血 点滴 ルート確保の基礎
セミナー受講後も、院長に教わりながら局所麻酔の練習をしました。
皆様に安心して来院していただけるよう、日々知識をアップデートし、「痛くない麻酔!」を目指して技術も磨いていければと思います。