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日本歯周病学会認定歯科衛生士について|フェリシティ歯科クリニック|石川町・元町・中華街の歯医者

日本歯周病学会認定歯科衛生士について

こんにちは。フェリシティ歯科クリニックの歯科衛生士の朝香です。

今回は、「日本歯周病学会認定歯科衛生士」についてご説明します。

歯科衛生士は、歯科医師の指示の下、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科衛生指導等を行うことが主な仕事です。

長年歯科衛生士業務に携わり、歯科衛生士の役目とは、患者様に寄り添い口腔から全身の健康を守るお手伝いすることだと思います。日々の診療の中で、どうしてこんなにも歯周病の人が多いのだろう、自覚症状がないまま進行しているではないか!何とかしなければ!そのためには幅広い知識と技術が必要!と感じ、「日本歯周病学会」に入会しました。学会に参加すると、たくさんの知識や最新の情報を学ぶことができ、さらにスキルアップのため、「日本歯周病学会 認定歯科衛生士」の資格を取得したいと思いました。

「日本歯周病学会認定歯科衛生士」とは、特定非営利活動法人日本歯周病学会が認定する専門資格の一つです。
日本歯周病学会の認定歯科衛生士制度は平成17年に発足し、2019年10月末時点で1,184名の認定歯科衛生士が誕生しています。現役の就労歯科衛生士が全国で14万人になりますので、その中でもわずか1%未満ということになります。

成人の約8割が歯周病に罹患している実態があり、未だに歯周病の予防と治療が広く実施されているとは言い難い状況です。歯周病への対応を的確かつ効率的に実施することが出来る有能な歯科衛生士を認定して行くために本資格が施行されました。

この認定資格を取得するために、歯科衛生士として5年以上の臨床経験があり、多くの教育研修や学会参加などの単位を取得し、症例を提出、ケースプレゼンテーション、口頭試問に合格し、晴れて日本歯周病学会認定歯科衛生士になれます。そのため、歯周病についてより深い知識と専門技術を兼ね備えることができます。
患者様の歯周病をしっかり良い状態にし、長期にメインテナンスをしている症例を5症例提出、そこで審査され合格しないと次のケースプレゼンテーションを受けることができません。

合格するまで長い道のりでしたが、たくさんの学びがありました。そして、この知識を患者様や若い歯科衛生士の皆さんに提供していきたいと思って日々仕事をしています。

また、合格して終わりではなく、積極的に学会に参加し、知識のアップデートを行い、認定歯科衛生士を更新していこうと思っています。

ご自分の歯周病の状態がどうなっているのか心配な方、最近検診に行っていないなぁという患者様、また、歯周病学会認定歯科衛生士の資格に興味のある歯科衛生士の方など是非ご連絡ください。

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