症例・トピックス
Case&Topics
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こんにちは、フェリシティ歯科クリニックです。
当院では院内すべての水に中性電解水「ポセイドン」を使用しています。
中性電解水とは?
中性電解水 (ちゅうせいでんかいすい、 英語: Neutral Electrolyzed Water )は、 水道水 や 食塩水 を一室型無隔膜電解槽で 電気分解 することで生成した 電解水です 。 水道水には元々 塩化物イオン (Cl-)が含まれており、中性電解水には数ppmの有効 塩素 が含まれています 。 中性電解水は 殺菌 ・抗ウイルス作用を持ち、目や皮膚といった人体への刺激が少ないとされています 。 ノロウイルス への殺菌に効果的だと示す論文もあり 、衛生管理に使用可能だが、 食品添加物 などの認可を得ていないため、除菌水として扱われています 。
つまり、水道水を電気分解し除菌水にしたものです。
歯科医院でポセイドンの必要性
1990年代より、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が注目されるようになりました。
バイオフィルムによる汚染がなぜ歯科ユニットの給水管内で起こるのか、考えられる原因として、 夜間、歯科ユニットの給水系チューブ内の遊離残留塩素が減少してしまうため、水道水が本来有している塩素がなくなり そのため、細菌が急激に増殖してバイオフィルムを形成するとおもに考えられています。
つまり、汚染された水が、うがい用の水や、歯を削る時に使用するタービンの水などから出ていることとなります。
そこで、中性電解水「ポセイドン」が必要となるのです。
ポセイドンの仕組み
水中に含まれる塩素イオン(Cl– )が電解により 塩素(Cl2 )に変化、Cl2 はすぐに水と反応し、次亜塩素酸(HClO)や次亜塩素酸イオン(ClO–)(=遊離残留塩素)に変化し遊離残留塩素濃度を補正します。
遊離残留塩素上昇により微生物の繁殖を抑制されます。
Cl2+2OH–→Cl–+ClO–+H2O
Cl2+H2O→HClO+Cl–+H+
※「次亜塩素酸(HClO)」、「次亜塩素酸イオン(ClO–)」が抑制効果を発揮します。
株式会社セルフメディカル様HPより引用
難しいですね。つまりは、ポセイドンを介して水道水の塩素濃度を上げているということです。
また、『ポセイドン』の生成水は、水道法第4条の規定に基づく、「水質基準に関する省令」で規定する「水質基準項目」と「基準値(51項目)」に適合しており、飲用出来るそうです。
歯科医院には、いろいろな機械があり、見ることも知ることもないものが多いと思います。
安心して治療を受けていただけるよう、様々な対策をしていますので、こちらで発信していけたらと思います。
フェリシティ歯科クリニック スタッフ一同