症例・トピックス
Case&Topics
症例・トピックス
Case&Topics
先日6月4日(土曜)第65回春季歯周病学会学術大会が、新宿 京王プラザホテルにて開催され、診療を休診させていただき、参加して参りました。
今大会のメインテーマは「歯周病学クロニクルーそして我々はどこに向かうのかー」でした。
これまでの歯周病学・歯周治療学を振り返り、これから私たちがどのような方向にそれらを発展、進歩させていくのかを考える大会でした。
特別講演は、歯周病と補綴治療の関係について鷹岡竜一先生(鷹岡歯科医院)に「歯周病罹患歯の補綴処置をめぐって」のご講演、海外で多くの臨床エビデンスを発表されているFlorence大学Francesco Cairo先生に「Current Evidences in Periodontal Regeneration and Periodontal Plastic Surgery」のご講演を聴講して参りました。シンポジウムは「歯周外科治療のクロニクルと展望」をテーマに閔 成弘先生(テキサス大学歯学部ヒューストン校歯周病学講座)に「硬組織および軟組織欠損に対する新たなティッシュエンジニアリングプロ―チ」と岩野義弘先生(岩野歯科クリニック)に「歯周組織再生療法のクロニクルと展望」の演題で歯周外科手術の現状と今後の展開について活発なディスカッションを聴講して参りました。
歯科衛生士シンポジウムは、女性の歯周病の関係について、永石匡司先生(日本大学医学部産婦人科学系産婦人科分野)に「歯科衛生士に知ってほしい女性の身体の基礎知識」、川本亜紀先生(日本大学歯学部付属歯科病院歯科衛生室)に「ウーマンズオーラルヘルスー女性ホルモンと歯周病―」のご講演を聴講しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、今回は人数を制限した上での現地とWebのハイブリッド開催となり、私たちも久しぶりの現地参加となりました。
講演では、多くの学びがあり刺激を受け成長できた一日でした。
今後の歯科治療に活かしていき、患者さんに還元していきたいと思います。